接骨・整骨院急増、コンビニエンスストアと肩をならべる軒数に 接骨・整骨院業界の動向レポート発表

成長を続けるこの業界のなかで生き残るポイントは

平成29年2月1日
NTTタウンページ株式会社

 NTTタウンページ株式会社(代表取締役社長:岡田 昭彦、本社:東京都港区虎ノ門3-8-8)は、各業界における購買・消費を促進し、当該業界全体の発展のお役に立てるよう、経営者、広報担当者、およびマーケティング担当者を対象として、独自の視点で各業界の現状・動向・課題を分析、解説した「3分読めばわかる 業界動向レポート」を、毎月発信しています。
 第3弾となる今月のテーマは、「接骨・整骨院業界」の動向です。

「接骨・整骨院業界」動向の概要

 街中を歩いていると気付くのが、ここ数年、接骨・整骨院やリラクゼーションサロン店が急増しているように思えます。
 高齢化社会でストレスなど慢性的な体の不調を持つ生活者が多くなり、健康ブームの流れと相まって、需要が高まっていると考えられます。
 接骨・整骨院で施術を行うためには、養成学校で解剖学・生理学などの基礎医学や脱臼などの検査方法などを3年間習得し、卒業後、柔道整復師の国家試験に合格する必要があります。平成10年に厚生省が規則さえ満たせば養成学校の開設を認める方針に変更したことから、養成学校への参入が増加しました。柔道整復師の資格取得後は、接骨院・整骨院、または整形外科病院で従業員として働きますが、独立志向が高く、経験を積んだ後に、新規開院する方が多く、施術所も平成26年度末に45,572店(10年間で約17,800軒増加)となり、今やコンビニエンスストアの56,000店舗と肩を並べるような勢いです。

図2:あん摩マッサージ指圧はりきゅう柔道整復施術所数推移

(厚生労働省 平成26年度衛生行政報告例より)

図2:あん摩マッサージ指圧はりきゅう柔道整復施術所数推移

 一方、整体院やリラクゼーションサロン店は、国家資格は不必要の民間療法であり、従業員は3~4週間程度のもみ方や接客の研修後、ほぐしサービスを始めるようです。接骨・整骨院と整体・リラクゼーションサロン店とが大きく異なるところは、国家資格有無であること、消費者の肩こり・腰痛等のニーズは同じであっても、施術やほぐし方に違いがあることです。しかし、その違いを消費者が認識して、通う店舗を選んでいるかどうかは少し疑問を感じるところがあります。

詳細は以下サイトにてご覧ください。
「3分読めばわかる 最新業界動向」サイト(※1)
URL:http://www.ntt-tp.co.jp/lab/gyoukai/
(※1)「3分読めばわかる 最新業界動向」サイトのご利用は無料です。ただし、インターネット接続にかかる回線・プロバイダーなどの契約および料金が別途必要です。

【本件の内容に関するお問い合せ先】
NTTタウンページ 経営企画部広報宣伝室 松村・松本
TEL:03-5776-4104

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H28広表第897号